横河電機は、ペプチド医薬品原薬製造のペプチスター(大阪府摂津市)への出資と、ペプチド医薬品原薬製造システムにおける業務提携契約を締結した。
ペプチスターは、ペプチドリーム、塩野義製薬、積水化学工業の3社の出資により、2017年に設立。国内に点在する各種最先端技術を戦略的に集約することで、ペプチド医薬品原薬の創出や安定的な供給体制の確立を目指している。
横河電機は15年からペプチド原薬生産の製造装置となるフロー合成システムの研究開発に取り組んでおり、今後、ペプチスターとシステムの最先端製造技術を共同開発することで、ペプチド医薬品原薬の安定供給・ペプチド医薬品創出に貢献するとしている。
同社は、将来的にペプチド医薬品ソリューションを事業化することで、低分子医薬からペプチド(中分子)医薬、バイオ抗体医薬まで、幅広い医薬品生産ソリューションを提供することが可能になる。