【各社トップが語る2021】FAプロダクツ「グローバル戦略を推進」貴田義和 代表取締役社長

FAプロダクツ 貴田義和 代表取締役社長

 

当社は製造業のDXから生産ラインの開発・実装までを包括的に支援するコンソーシアム「Team Cross FA(TXFA)」の幹事企業として、各種シミュレーション技術を持つ強みを活かし、DXが主導する次世代スマートファクトリー構築の全体プロデュースを行い、コンソーシアム活動を牽引している。

昨年は、製造業のDXと生産ロボットシステムの連動を体感できるショールーム「スマラボ東京」開設が大きなトピックスだ。オープン以降、製造業に限らず官公庁、自治体、企業など、さまざまな分野のイノベーターにお越しいただいている。また、官公庁との連携も進んだ。経済産業省がとりまとめる「ロボットシステム等導入のための主要支援機関リスト」への掲載や同省が選定する「地域未来牽引企業」にも採択され、これらはTXFAの幹事企業も複数社が名を連ねている。そのTXFAの活動として、教育機関への出張講座やYouTubeチャンネルの開設、コミュニティ運営など、製造業やロボットSIerの魅力を発信する取り組みも始めた。これらの成果もあり、講演依頼や新設工場におけるスマートファクトリー構築の問い合せが増えている。

今年は会社設立10周年を迎え、「コネクテッドインダストリーズを世界へ」の実現に向けて事業拡大の速度をさらに上げていく。具体的には、グローバル戦略としてタイに拠点を開設し、海外人材の採用・育成を強化する。また、スマートエネルギー事業では昨年スタートしたP2P電力取引実証プロジェクトを通じて、再生エネルギーの次世代活用プラットフォーム構築を目指していく。コロナ禍で環境・市場の変化に柔軟に対応する重要性が再確認されている中で、次世代エネルギーマネジメントを含めたスマートファクトリー構築で製造業をアップデートし、新しい産業・文化を創りたい。

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