三菱電機の高解像度ライン磁気イメージセンサ「MICMO」が、機械振興協会主催の「第55回(令和2年度)機械振興賞」で「機械振興協会会長賞」を受賞した。
機械振興賞は、優秀な研究開発やその成果の実用化によって、機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰する賞。
近年、偽札の精巧化によって、さらに精度の高い真贋判定機能を持った金融端末装置が求められている。同社の高解像度ライン磁気イメージセンサMICMOは、センサ素子の微細化が可能なAMR素子を採用し、従来の磁気センサと同等のサイズと価格で約20倍の高解像度を実現。このことが高く評価され、今回の受賞に至った。