アズビルは、重要プロセス変数変動監視ACTMoSの英語版と中国語版を販売開始した。東南アジアおよび中国、韓国など、グローバル市場への販売拡大を目指すとしている。
ACTMoSは、重要計測値(プロセス変数:温度、圧力、流量、レベルなど)の時系列データの傾向変化を常時監視することで、管理値逸脱の早期発見・警報発報を行うソフトウエア・パッケージ。
未来予測を行い、計測値が管理値に到達(異常が発生)する前に傾向の変化を捉えて警報を発報するため、現場スタッフは余裕を持った対処が可能となる。予測アラームにより、しきい値までの到達予測時間を算出し、適切な対応を取るための判断材料を提供。常時監視をACTMoSが代替することで、製造現場全体の監視の強化や、業務負荷の低減が可能となる。
汎用的なプロトコル(OPC-DA)の使用により、DCS、PLC、PIMSなどのシステムやベンダーを選ばず接続することができる。