速度、開閉位置も制御可
ASPINA(シナノケンシ)は、従来モデルから把持力を約10倍に高めた50Nモデルの電動3爪ロボットハンド「ARH350A」を発売した。
同製品は、ステッピングモータを用いたサーボシステムを搭載し、把持力50N、最大つかみ把持重量3000g、最大つまみ把持重量500gを実現した。把持力は柔・硬に合わせて調整でき、動作速度や開閉位置等も制御可能。3爪を大きく開き、把持する対象物の形質やサイズに合わせて、最適の動作パターンを選ぶことができる。ブレーキ機能を搭載し、把持したワークはそのまま保持可能。爪は交換でき、作業内容に合わせた爪やオプションを作成して取り付けることが可能となっている。
ハンド中央部は中空構造でケーブルやエア配管を通すことができ、エアー吸着やライト、カメラ、レーザーなどとの組み合わせて使うことができる。
協働ロボットに最適で、別売りアタッチメントでユニバーサルロボットやテックマンロボット、ファナックなど各社ロボットのプラグ&プレイに対応する。