サンワテクノスは1月4日からマレーシアの現地法人、サンワテクノスマレーシア(クアラルンプール)の2カ所目の拠点として、ペナン島にサンワテクノスマレーシアペナン事務所を開設した。
サンワテクノスマレーシアは2000年10月設立で、マレーシアの日系企業を中心に電子部品の輸出入をはじめとした「グローバルSCMソリューション事業」と、製造設備の立ち上げや更新をする「エンジニアリング事業」を推進している。一方、マレーシア北部にあるペナンは日本の半導体関連製造業者が多く、現地企業も力をつけているが、コロナ禍で日本からの現地への出張制限があり、マレーシア国内の移動も簡単でない。
ペナン事務所では、現地社員2人を採用して現地の日系企業へ密着した営業活動と、リモートを利用した技術支援によるエンジニアリング事業を展開する。また、ASEAN北部回廊経済地域の中核の利点を生かし、隣接するサンワテクノスタイランドの顧客やカンボジアの日系企業へのサービス拡充を進める。
20年度売上高1億円、22年度同3億円を目指す。
なお、ペナン事務所の開設により同社の海外拠点は27カ所になった。