機器用スイッチのJIS規格が、2020年12月21日付で改正と制定が行われた。
改正は、16年のIEC61058-1の水の浸入に対応して、保護等級や温度上昇試験、耐電圧試験の印加時間の改正などの強化に対応した。
また、スイッチの種類の増加などに対応して、IECは共通の要求事項である一般要求事項(IEC61058-1)と、スイッチング部の種別によって機械式スイッチ(IEC61058-1-1)と電子式スイッチ(IEC61058-1-2)とに再構成したことから、機器用スイッチ(一般要求事項)の規格であるJIS C 4526-1を改正。JIS規格として、機器用機械式(スイッチIEC 61058-1-1)と、機器用電子式スイッチ(IEC 61058-1-2)に対応して制定した。
いずれも、日本電気制御機器工業会(NECA)が、日本規格協会(JSA)と共同で原案を作成した。