サウスコ・ジャパン(大阪市此花区)は、列車や旅客機で使用される折りたたみテーブル向けに設計された「AH-2E 180度フラットコンスタント(定)トルクヒンジ」を発表した。
新製品は、摩擦技術を採用し、鉄道や航空機、観光バスで用いられる、180度開閉する折りたたみテーブルをより安全に操作することができるトルクヒンジ。
コンスタント(定)トルクにより、テーブル板やパネルを開閉途中のあらゆる角度でしっかり固定するため、運行・航行中も不意の衝撃や振動によるテーブル板の落下を防ぐことが可能。従来のトルクフリーヒンジやダンパーなどの補助金具を代替しており、機能性をアップグレードしている。
また、耐久性の高い材料の採用やメンテナンス不要のため、長期にわたりパフォーマンスを発揮。平面取り付け設計で小型のため、狭小スペースに取り付けることができ、テーブル板をフラットに二つ折りし収納することが可能。動きの制御により指の挟み込みや、ジョイント部に凹凸がないことから、手や指、衣服などの引っ掛かりや巻き込みを防止する。