OKIは、デジタル図面活用のクラウドサービス「TerioCloud」の新商品として、クラウドコンテンツ管理サービスBoxと連携させた「TerioCloud® Box連携サービス」を提供開始した。図面のデジタル化・閲覧・加筆・管理を行うTerioCloudと、Boxを連携させ、現場でのモバイル端末でのデジタル図面利活用とそのデータの企業内での一元管理を可能とする。
TerioCloudは、図面を扱う現場から紙図面をなくし、タブレット端末でデジタル化された図面の共有をすることで、現場の働き方を改革するデジタル変革ソリューションとして、ゼネコンや製造、設備管理などで利用されている。頻繁に変更、登録などが発生する大量の図面を含む各種デジタルコンテンツを社内で一元管理したいニーズに対し、クラウドコンテンツ管理サービスのBoxとTerioCloudの間で、データを相互に同期して一元的に利用・管理できる連携サービスを開始した。
TerioCloud上のファイルを自動的にBoxに反映し、その逆も行う。TerioCloudへの反映にあたってはBox上のCADファイルを加筆情報の付加が可能なPDFに変換する。反映の対象となるファイルやその属性、反映のタイミングなどはお客様が指定でき、管理者による各種設定やエラー通知などの機能も備えている。
同サービスにより、現場や部門で日々行っていたファイルの登録や版数管理、利用者への通知などの業務から解放され、登録ミスや登録漏れの削減などの効果も期待できる。