横河計測は、複数の異なる測定器の制御、計測、データ収集、レポート作成を行える統合計測ソフトウェアプラットフォーム「IS8000」シリーズを発売開始した。
同製品は、これまで測定器ごとに用意されていたソフトウェアを統合し、統合計測、同期計測環境を実現する。同社製の測定器の操作やデータ収集だけでなく、他社製の高速度カメラやRAMモニターなどの機器にも接続可能となり、各機器の測定を同期させ、データの時間相関を維持することで、複数の機器を用いた同期統合計測が可能になる。
モーター、インバータ開発などで行われるパワーアナライザによる電力測定と、高速データロガーによる多チャンネルアナログ信号測定の同期を可能にする。
またスコープコーダ新製品「DL950」と組み合わせることで、最高10メガサンプリング/秒(MS/s)の速度でデータの記録ができ、PCによるデータの収集、表示、記録が可能となる。