■村田製作所、野洲事業所に新生産棟完成
村田製作所は、野洲事業所の敷地内に新生産棟が完成した。地上7階建で延床面積は2万3052㎡。電極材料の生産を行う。投資金額は建物のみで約140億円。
■プリマハム、鹿児島県に新工場
プリマハムは、2022年末までに130億円をかけて鹿児島県に新工場を開設する。老朽化した県内の既存工場からウインナーの生産を引き継ぐ。新工場は2倍の生産能力となる予定。
■デンソー、東広島工場をデンソー九州に移管
デンソーとデンソー九州は、4月1日にデンソーの東広島工場をデンソー九州に移管する。新しい拠点名は「株式会社デンソー九州東広島工場」。東広島工場は、ワイパーシステムやウォッシャーシステムなどの自動車用小型モーターの製造を行ってきた。
■OKI、埼玉県本庄市に新工場
OKIは、埼玉県本庄市にシステムソリューション事業関連の製造工場を建設する。2022年4月の稼働を目指す。投資額は約60億円で、環境に配慮したZEB工場となる予定。
■三菱ケミカル、植物工場事業をMCASに移管
三菱ケミカルは、4月1日付けで同社と子会社の三菱ケミカルアグリドリームが持つ植物工場事業を、子会社の三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(MCAS)に移管して植物工場事業を集約する。
■テラ・ラボ、福島県南相馬市にドローン工場
ドローン開発のテラ・ラボ(愛知県春日井市)は福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドに隣接する場所に固定翼型ドローンを製造する工場を建設する。2022年4月の稼働開始を目指す。工場には安全飛行のための管制室も備える。
■ニコン、デジカメ用交換レンズ生産を栃木に集約
ニコンは、デジカメ用交換レンズの生産を行う山形県の長井工場と福島県の会津工場(福島県只見町)の操業を中止し、栃木県の大田原工場に集約する。
JT、3月末に福岡県2工場を閉鎖
日本たばこ産業(JT)は、福岡県の九州工場と、子会社の日本フィルター工業の田川工場を3月末に閉鎖する。
■住友化学、大阪工場の生産ラインを増設
住友化学は、大阪工場の感光材(レジスト)の生産能力を増強し、先端品向けを5割増強する。投資額は10億円で、2022年中の稼働を目指す。
■フタバ平泉、岩手県内に新工場
自動車用部品製造のフタバ産業の子会社のフタバ平泉は投資額20億円で新工場を建設する。稼働開始は2022年4月を予定。
【海外】
■住友ゴム、米・タイ・宮崎の工場のタイヤ生産能力を増強
住友ゴム工業は、米国工場の乗用車・ライトトラック用タイヤの生産能力を、現在の6500本/日から1万2000本/日に増強する。投資額は9600万ドル(約101億円)。トラック・バス用タイヤも、1億2200万ドルかけて1750本/日から2300本/日に増強する。
またタイと宮崎工場でも生産能力を引き上げ、タイ工場では2023年までに4150本/日、宮崎工場は2024年までに日産1600本/日とする。
■王子ホールディングス、マレーシアに段ボール新工場
王子ホールディングス(HD)は、約50億円を投じてマレーシアに段ボールの新工場を建設する。稼働は2022年6月の予定。
■バイオテックジャパン、フィリピン工場稼働開始
バイオテックジャパンは、フィリピンでの包装米飯の新工場を稼働開始した。包装米飯のほか、腎臓病患者向けに低タンパク米飯などを製造する。当面はフィリピン国内市場向けだが、東南アジア各国への輸出を目指す。