オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は、通信ネットワークの末端のエッジ領域のネットワーク機器を電源障害から保護し、遠隔制御もできるファンレス・薄型の無停電電源装置(UPS)「BVシリーズ」を6月に発売する。
同製品は、使用環境の温度仕様はー10℃~55℃まで対応し、さらに塵埃対策としてのファンレス設計により従来のUPSでは設置できなかった過酷な環境下での設置で使用可能。また44.45㎜の薄型1U設計とEIA規格への適合で、従来のUPSでは困難だった狭所環境にも設置できる。別売りの取り付け金具を使うと、縦置き/据置き/天面設置、通信キャビネット、盤内など11種類のパターンの設置に対応可能。
さらに同製品とつながったPoEスイッチに接続された機器の遠隔監視や制御も可能。IPカメラやアクセスポイントなどの異常時、対象のPoEポートを自動で検出しリブート制御もできる。またリチウムイオンバッテリを搭載し、設置導入後のバッテリ交換に要する保守工数を軽減している。