安川電機は、4・7G㎐帯スタンドアローン構成のローカル5G商用無線局免許を九州で初めて取得した。
2021年3月に北九州市の本社敷地内に開設する安川グループの研究開発拠点、安川テクノロジーセンタ(YTC)内で稼働を開始する。
この施設の中で5G を活用して、産業用ロボットの遠隔制御や新しい生産設備の検証、それに伴う技術・製品開発を産学連携および企業連携で実証するなど、お客さまのスマート工場化実現 のためのソリューションを開発していく。
ローカル5Gを導入することで可能となることとして、①遠隔からスキルがあるエンジニアによる操作・調整を実施することで産業用ロボットなどの自動化設備の導入が加速する②無線による機械やロボットの接続により、配置換え作業が容易となるため生産品目変更にかかる費用が抑制できる③工場で生産性向上のためにデータを収集することが容易になる。