不二電機工業の2021年1月期決算は、売上高が36億5900万円で前年度比7・2%減、営業利益2億8700万円で同23・8%減、経常利益3億600万円で同23・3%減、当期純利益2億500万円で同26・8%減となった。
製品別では、制御用開閉器が海外向けのカムスイッチや補助スイッチが減少したが、新製品の鉄道車両用半自動ドアスイッチパネルの新規採用により売上高は10億8200万円(前年同期比0・3%増)、接続機器が各種汎用端子台の新規採用があった一方、試験用端子やコネクタが減少し売上高 14億1300万円(同3・0%減)、表示灯・表示器が鉄道車両用表示灯や海外向けの各種表示器が減少し売上高4億7200万円(同27・4%減)、電子応用機器が 配電自動化子局用表示モジュールが増加したものの、鉄道変電設備用インターフェイスユニットやテレフォンリレーの減少で売上高5億3700万円(同12・1%減)、仕入販売等が太陽光発電向け接続箱の増加で売上高は1億5300万円(同5・0%増)。
22年1月期は、売上高39億円(同6・6%増)、営業利益2億4000万円(同16・5%減)、経常利益2億6400万円(同13・8%減)、当期純利益1億8300万円(同10・7%減)を見込んでいる。