オムロンは、仕様を検出に特化したファイバーセンサー「E3X-ZV シリーズ」を4月1日から発売する。
経験の浅い技術者でもセンサーの選定に迷わず、設備立ち上げの容易さとコストダウン、スピードアップに貢献する。ファイバーセンサーは物体の有無や通過検出、設備の動作タイミングを制御するトリガーとして使われる。
設備1台に対して使用する数が多く、用途や検出物に応じて個別にスペック等を選定して設定する必要があり、その手間と煩雑さにより設備のコストアップや稼働開始まで時間がかかる要因となっていた。
それに対し同製品は、40年以上のファイバーセンサーの知見にもとづいて検出に特化した機能や性能を厳選してラインナップを1機種に絞り込み、選定や設定の複雑さを解消。
これにより知見の少ない技術者でもスムーズに製品を選んで設定することを可能にした。また設計・調達・製造を見直して機能をシンプル化し、加えて独自技術の2チャンネルタイプを使うことで必要な台数を半減。センサー単体と設備全体のコストダウンを実現している。