経済産業省がまとめた2020年(1月~12月)に1000㎡以上の用地を取得した「工場立地動向調査」(速報)によると、製造業等の工場立地件数は826件(前年比19・3%減)、工場立地面積は1148ha(前年11・1%減)となった。
工場立地件数はリーマンショック以降、1000件前後で推移していたが、20年は800件台と大きく減少した。また、立地件数・面積とも、バブル景気時の1989年がピークであり、現在は、 件数・面積ともにピーク時の4分の1程度となっている。
業種別では、立地件数で金属製品製造、輸送用機械製造の件数が大幅に減少し、立地面積で上位4業種(食料品製造、金属製品製造、生産用機械製造、輸送用機械製造)が減少した。