横河電機の子会社、横河バイオフロンティア(東京都武蔵野市)と、スイスのスタートアップ企業、ブルームバイオリニューアブルズは、バイオマスマテリアル事業を国内で展開していくた め、代理店契約を締結した。
ブルーム社は、植物由来のバイオマス材料から化学物質や燃料を製造する画期的な技術を所有しており、非食用の農業廃棄物や木材に含まれるヘミセルロースやリグニン など、植物のあまり利用されてこなかった成分を使って、付加価値の高い製品を作ることに注力。これらの新しいバイオマス由来の製品は、香料、フレーバー(食品香料)、化粧品、医薬品などで使用されている化石資源由来の原料を代替することが期待できる。
今年1月設立の横河バイオフロンティアが、バイオマスマテリアル事業として初めての取り組みとなる。