IDEC、Push-in強化を加速 Push-in配線用フェルールシリーズ発売

IDECは、同社ブランドのフェルール「S3TL 形」をグローバルで発売した。同社製の圧着工具との組み合わせでUL486F 規格認証済みのフェルールとなり、Push-in製品に使えるフェルールをワンストップで提供を行えるようになった。

 同社はフェルール端子を刺すだけの簡単配線ができ、工数削減や省スペース、耐振動となるPush-in接続について、2019年からPush-inを搭載した製品のグローバル展開を開始し、スイッチやリレーソケット、RFIDリーダ、プログラマブルコントローラ、安全リレーモジュールなど、さまざまな製品ラインアップの拡充を進めている。夏にはメタルフレームのスイッチングパワーサプライについても Push-Inタイプの発売を予定している。

さらに、工具や自動圧着機のレンタルや校正サービスなども提供。4月からは組端子サービスの積極販売も開始する予定で、Push-inへの移行と普及拡大を強化している。


 今回、同社ブランドのフェルール「S3TL 形」の発売を開始し、Push-inに必要なフェルールを自社ブランドで提供開始。電線1本用の絶縁カバー付きフェルール「S3TL-F」「S3TL-H」は30機種、電線2本用「S3TL-J***」は15機種、フェルールセットボックスは「S3TL-B014-075W」「S3TL-B05-25W」「S3TL-E05-025W」の3機種を発売する。

https://jp.idec.com/

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