NECは、ポリ袋・ゴミ袋の製造販売を行う日本サニパックのインドネシア工場に「NEC 遠隔業務支援サービス」を提供した。
コロナ禍で人の移動が制限される中、インドネシアで働く従業員がスマートグラスで撮影した映像をもとに日本の技術者が業務サポートを行なう現場支援のオンライン活用を実現している。
同サービスは、NECソリューションイノベータが2016年に開発したもので、作業者用の端末としてスマートグラスを利用してハンズフリーでの現場作業を共有。また遠隔にいる支援者は、共有されている映像に文字や矢印を加えて指し示すなど、AR(拡張現実)を活用して音声だけでは伝わらない細かいコミュニケーションを実現する。
今回、日本サニパックのインドネシア工場へは5台のスマートグラスを提供し、現地作業者900人の製造工程と品質管理工程における業務を視認しながらの支援を可能とした。