安川電機は、小型塗装ロボット「MOTOMAN-MPX1400」 (可搬質量5㎏、最大リーチ1256㎜) を4月5日から販売を開始した。価格はオープン。
新製品は、家電製品や自動車のヘッドランプといった樹脂成形部品など、様々な小型製品の塗装に最適。従来シリーズ(MOTOMAN-EPX1250)に比べ手首軸を強化したことで、重量のある塗装ガンを搭載できるようになるとともに、複数色での塗装が可能な多連スプレー塗装ガンや塗料の微粒子化ができる小型ベルガンなど塗装ガンの選択肢が広がり、多様化するニーズに対応。
また、壁掛設置時のロボット旋回軸動作領域拡大したことで、狭いエリア内でもロボット待機姿勢がとりやすく、設備の省スペース化に貢献する。同時に、メンテナンス作業も姿勢自由度の高くなり作業効率性が向上する。
さらに、従来機種の軸配置、リーチ長などを踏襲することで、現行設備を有効活用したロボット更新ができ、生産ラインのコンパクト化や投資コストを削減できる。