▼NPAC、岡山県勝田郡に自動車用塗料生産工場。スマートファクトリー目指す
日本ペイントホールディングスのグループ会社で自動車用塗料を製造する日本ペイント・オートモーティブコーティングス(大阪府枚方市、NPAC)は、自動車用塗料の工場を岡山県勝田郡勝央町に新設する。新工場は日本ペイント岡山工場内の敷地内で、5月から建設を開始し、2022年7月から稼働開始する。生産品目は、自動車用塗料(上塗り、水性中塗り、プラスチック用等)。敷地面積は8万1600平方メートル、建屋は工場が鉄骨造3階建、危険物倉庫棟、業務棟。投資金額は約41億円。最新の在庫管理システムや生産実行システムなどのスマートファクトリーアイテム、自動化技術の導入を計画している。
https://www.nipponpaint-holdings.com/news_release/2021042001/
▼ブリヂストン、下関工場の設備更新
ブリヂストンは、鉱山・建設車両用タイヤ(ORタイヤ)の旗艦生産拠点である下関工場の一部設備を更新する。総投資額は約102億円で、2022年に着工、2025年末までに新設備の導入を完了する予定。
資源循環やカーボンニュートラル化にも取り組み、太陽光発電設備を導入し使用する電力における再生可能エネルギーの比率を高め、さらに工場で使用される水の浄水システムを導入する。https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2021041601.html
▼ソニー、長崎県諫早市にイメージセンサの新工場
ソニーの長崎テクノロジーセンター内の新工場が完成し、6月に本格稼働を開始する。新工場ではCMOSイメージセンサーの製造を行う予定。
▼東海プラントエンジニアリング、愛知県大府市の新工場完成
東海プラントエンジニアリングは、愛知県大府市に建設していた新工場「知多工場」が完成した。稼働開始は6月を予定している。老朽化が進む港工場の移転となり、自然災害対策を強化すると共に、生産設備を更新し、効率化や品質向上を図る。食品貯蔵サイロやガスタンク向け配管の生産能力が2倍となる。
http://www.tpe.co.jp/
▼DMG森精機、中国・天津市に新工場
DMG森精機は中国の天津工場の敷地内に新工場を建設する。新工場では、横形マシニングセンタ、立形マシニングセンタ、自動化システム等の製造を担う。敷地面積は、現工場も含めて約9万平方メートル。延べ床面積は約2万平方メートル。設備投資額は約30億円。2024年に完成し、25年1月に稼働開始の予定。
https://www.dmgmori.co.jp/corporate/news/pdf/20210414_Tianjin.pdf
▼プレシジョン・システム・サイエンス、秋田県大館市に新工場
医療機器メーカーのプレシジョン・システム・サイエンスは、秋田県大館市の大館試薬センターを拡張して第2工場を建設する。6月稼働開始予定。新工場ではPCR検査に使う薬品を製造し、生産量は現行の月80万回から月300万回分に増強されることとなる。
http://www.pss.co.jp/ir/press/pdf/20210401.pdf
▼エバ工業、ベトナム工場の生産能力を増強
機械部品メーカーのエバ工業(三重県東員町)は、ベトナム工場に新たな建屋を建設し、生産能力を2割増強させる。投資額は約7億円。
https://www.eba.co.jp/
▼フレデリッシュ、植物工場を福井県敦賀市に新設
北陸電力のグループ会社で農産物の生産販売を行うフレデリッシュ(福井県敦賀市)は、業務用リーフレタスの植物工場を新設する。稼働開始は11月を予定。新工場は延べ床面積約1400平方メートル。1日4000株を生産する。
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/21041501.pdf