2020年の生産動態統計から見る日本の機械産業の従事者数は、合計で97万6887人。2019年末から5182人のマイナスとなった。
コロナ禍でも従事者数を1000人以上と大きく伸ばしたのが、油圧・空圧機器の3万5251人(2311人増)、化学機械・貯蔵槽の3万474人(1470人増)、運搬機械および産業用ロボットの6万1057人(1466人増)、食料品加工機械、包装機械及び荷造機械の2万161人(1086人増)。このうち油圧・空圧機器、運搬機械および産業用ロボット、食料品加工機械、包装機械及び荷造機械は5年連続の増加となった。
一方、大幅マイナスとなったのが、金型の27万8730人(6527人減)、ボイラ・原動機の8万2941人(2006人減)、計測機器・分析機器・試験機・測量機器の4万1642人(1758人減)、
ポンプ・圧縮機・送風機(自動車、航空機用等除く)の3万8866人(1455人減)と続いている。