▼北越コーポレーション、新潟市とタイで生産設備強化
北越コーポレーションは、トイレットペーパーやティッシュペーパー、ペーパータオル等の需要拡大を見込み、新潟市の新潟工場内に家庭紙の生産設備を新設する。設備投資額は約150億円で、生産能力は年間2万5000トンとなる見込み。生産開始時期は2023年12月を予定している。
また工業用水の処理や海水淡水化、下排水の再利用などRO膜の需要拡大に合わせ、タイにRO膜支持体の生産工場を新設する。設備投資額は約60億円で、生産能力は年間5000トンの見込み。生産開始は2023年12月を予定している。
http://www.hokuetsucorp.com/
▼二プロファーマ、滋賀県栗東市に注射剤製造工場を新設
ニプロの医薬品製造子会社のニプロファーマは、生産能力の増強と拠点分散化による危機管理を目的とし、滋賀県栗東市に注射剤製造の新工場「二プロファーマ近江工場」を建設する。第1期着工は2022年5月、第2期が2024年4月。稼働開始は24年4月を予定している。
新工場では新たな品質システムを採用し、生産タクトの高速化や省人化ライン構築も計画している。
https://www.nipro.co.jp/news/document/210517_1.pdf
▼雪印メグミルク、大樹工場ライン増設、飼料新工場
雪印メグミルクは、チーズ生産拠点である北海道大樹町の大樹工場に70億円を投資し、さけるチーズの生産ラインを増設する。6月に着工し、2023年4月の稼働開始を予定している。
またホクレンくみあい・雪印飼料との合弁によって飼料の新工場を新設する。稼働開始は2021年12月を予定している。
https://www.meg-snow.com/
▼ホクト、台湾にマイタケ生産工場
きのこ生産のホクトは、台湾にマイタケ生産工場を新設する。着工時期は2021年9月。
台湾屏東県長治郷の農業生物科技園区内で、敷地面積は2万2361平方メートル。1階建で延べ床面積は1万1000平方メートル。設備投資額は約31億円。年間1200トンのマイタケを生産し、2022年11月から収穫を開始する。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/1379/tdnet/1971816/00.pdf