「産業オープンネット展2021」が、6月からインターネット上で開催される。
新型コロナウイルス感染症に対応し、今年もWebを使った資料展示とセミナーを実施するほか、パネルディスカッションも企画している。
オープンネットワークを推進する団体と会社が、産業用ネットワークを使うメリットを説明する同展も今回で10年目となる。一昨年までは、展示会とセミナーの形式で開催してきたが、昨年からWebで実施している。今年もオープンネットワークの普及のため活動をしている10協会が共催し、企業37社が協賛している。
7月6日~9日の4日間は、8協会と27社が参加しWebセミナーを開く。10時と13時から各協会・社が25分間ずつ行う。参加者は最先端の技術、製品、メリットを紹介するセミナーをまとめて聴講することで、これからの産業用ネットワークの方向性を確認できる。
また、Webセミナーの開始前日の5日には、「IoTと産業用ネットワークを考える」というタイトルでパネルディスカッションを行う。早稲田大学産業用オープンネットワーク・ラボラトリ 代表の天野嘉春教授の司会で、12団体が参加することになっている。
さらに、Web資料ページとして、共催協会と協賛会社の46団体がそれぞれの特色ある産業用ネットワークの技術、製品情報、そして関連動画などを、産業オープンネット展のホームページに6月21日~7月23日まで掲載する。参加者はインターネット上に分散していた情報を統一した視点でみることができ、加えて製品検索、技術カテゴリのサービスを使って、自身の求めるコンテンツを素早くアクセスできるようになっている。
このイベント情報は (https://www.sangyo-open.net/)に掲載されている。