ドイツに本社を置く産業機器などの展示会運営会社、ドイツメッセは、日本での業務請負業務をインターナショナルリンケージ(東京都世田谷区、竹生学史代表)と契約した。
ドイツメッセは、産業機器の展示会では世界最大級の規模を誇るハノーバーメッセをはじめ、リグナ、インターシュッツ、セマットアジア、PTC アジア、エモ・ハノーバーなどを主催している。
ドイツメッセ日本代表部は2020年12月に閉鎖されるまで、日本能率協会が業務を行っていた。今回、インターナショナルリンケージが日本代表部を引き受けることで、ドイツメッセが主催する各国際展示会への日本からの出展、来場、プレス対応、といった各種サポートが容易になる。また、展示会の見所や新着情報などの情報発信も密になることが見込まれる。
コロナ禍で国内外の展示会はリアル形式の開催が減少しているが、中国ではリアルな展示会開催が復活し、活況を呈している。今年4月のハノーバーメッセはデジタル(オンライン)版として開催されたが、リアルとデジタルを融合したハイブリッド展も試行されている。