三菱電機は、FAシステム事業の開発・製造拠点である名古屋製作所(名古屋市)と産業メカトロニクス製作所(同)が、産業用オートメーションと制御システムのセキュリティ開発ライフサイクルに関する国際標準規格「IEC62443-4-1」の認証を取得した。今回の認証取得で、両製作所の製品の開発・生産・保守のライフサイクル全般において、国際標準のセキュリティ要件を満たしていることが認められたことになる。
IEC62443-4-1は、産業用オートメーション、制御システムおよびそれらの開発プロセスを対象としたセキュリティに関する国際標準規格。今回、ドイツ・テュフラインランドから認証を取得した。
近年、製造現場においてIoT化が進む中、サイバー攻撃による生産停止や情報漏洩などのリス クが顕在化しており、セキュリティ対策の重要性が高まっている。