東芝インフラシステムズは、過酷な現場環境で「暑さストレスレベル」を計測する産業用途向けリストバンド型センサ「MULiSiTEN MS100(マリシテン)」を発売した。
同製品は、温度・湿度・脈拍数・加速度・角速度等を計測するリストバンド型センサ。過酷な作業現場での使用に適し、防塵・防水仕様に加え耐衝撃ラバーフレーム構造を採用している。
東芝が開発したアルゴリズムで、温湿度といった環境要因に加え、身長、体重、脈拍数、生活習慣などの個別情報を基に演算し、独自指標である「暑さストレスレベル」を表示。一定のレベルを超えた場合は振動等で装着者に通知して注意を促す。
計測データはBluetoothやUSBケーブル経由でパソコンやクラウドに転送し、作業員の作業分析、効率化、現場の安全管理に活用することもできる。