エム・システム技研は、プラグイン構造を採用したリモートI/O「R10」シリーズを発売した。
同製品は、本体とベースが分離するプラグイン構造となり、ベースに配線を接続するため、本体の検査・交換の際に配線を外す必要がなく、メンテナンス性に優れている。密着取付ができるので制御盤取付の省スペース化も可能。通信ネットワークはModbus-RTUとなっている。
ラインナップは、少点数入力ユニット(ユニバーサル入力2点、実効値演算形クランプ式交流電流センサ入力4点)の2機種と別売のベース1機種。
ユニバーサル入力2点タイプは、直流電流、電圧、熱電対、測温抵抗体、抵抗器、ポテンショメータの入力信号を設定できる、汎用性の高い入力ユニット。価格は6万円。
実効値演算形クランプ式交流電流センサ入力4点タイプは、既存設備への取付が容易なクランプ式交流電流センサを採用し、5~600Aの幅広い入力レンジが特長価格は5万円となっている。