ABBは、自動車業界向け塗装ソリューションである「PixelPaint」のロボットによるノンオーバースプレー技術が、国際ロボット連盟(IFR)と米国電気電子学会(IEEE)主催による「IERA賞(Innovation and Entrepreneurship in Robotics & Automation Award)」を受賞した。
PixelPaintは、静岡県島田市のABBロボティクステクニカルセンターで開発・製造されている日本発の技術。インクジェットヘッド技術を用いて、高解像度のツートンカラーや個々の車両で個別化されたデザインを1 回のパスで車体に直接施すことができる。メーカーはカスタマイズ塗装の需要の高まりに簡単に応えることができ、無駄なオーバースプレーをなくすことができる。