アズビルは、シンガポール経済開発庁(EDB)の支援を受けて、海外向け統合型ビルディンマネジメントシステム(IBMS)向けの新たなデジタルソリューションの開発をシンガポールで開始した。
IBMSは、大規模複合施設の空調、電気、衛生、照明、防犯、CCTV、エレベータ、駐車場などの各種設備管理システムを一括管理し、効率的で高品質の設備管理やエネルギー管理、テナント情報の管理などを実現するシステム。
アズビルは、人の叡智に人工知能(AI)やビッグデータといったデジタル技術を融合したIBMSで、建物と居住者の安全性の向上、居住者の利便性の向上、運用コストの削減、エネルギー効率の向上、環境影響の削減などを目標に、建物や居住者の状態をリモートでも確認、管理を可能とするインフラを整える。