長野計器は、デジタル微差圧計「GC30/GC62/GC63」に、極微差圧レンジ4種(0~10Pa、0~25Pa、±10Pa、±25Pa)を加えて発売した。
同製品は、小形・高耐圧なシリコン・キャパシタンス・センサを搭載したデジタル微差圧計で、室圧監視・制御など様々な用途に使用可能。表示値が10Paレンジに対し0.01Paの表示能力を有し、水面を揺らす微風(圧力)までも検出できる。
代表的な用途例として、新型コロナウイルスなど感染対策が必要な医療現場があり、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)ガイドラインでは病室内と廊下との気圧差を2.5Pa以上に維持することが推奨されている。