長瀬産業のグループ会社のキャプテックスは、定置用リチウムイオン蓄電池の新製造棟を建設する。稼働開始は2022年4月を予定。長瀬産業グループは定置用リチウムイオン蓄電池を中心としたエネルギー事業拡大を進めており、今回の設備投資で生産・出荷容量を2020年度の約8MWhから2022年度には約100MWhまで引き上げる。
以下は発表資料
キャプテックス、設備投資を決定 定置用リチウムイオン蓄電池の生産能力向上 エネルギー事業拡大
長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:朝倉 研二、以下「長瀬産業」)のグループ会社で、蓄電関連の技術・開発・製造に強みを持つ株式会社キャプテックス(本社:愛知県岡崎市、代表取締役社長:黛 洋平、以下「キャプテックス」)が設備投資を決定いたしました。
キャプテックスは、住宅や産業等用途で活用される定置用リチウムイオン蓄電池の開発・製造を手掛けており、今回の設備投資を通じて、定置用リチウムイオン蓄電池製造の建屋・設備を増設いたします。
NAGASEグループでは定置用リチウムイオン蓄電池の生産能力向上を通じてエネルギー事業の拡大を目指しており、今回の設備投資を通じて2020年度において約8MWh(メガワットアワー/定置用リチウムイオン蓄電池の容量を表す単位)の出荷容量を、2022年度には約100MWhまでに向上させる生産体制を構築いたします。生産能力の向上を通じて、日本市場におけるNAGASEグループの定置用リチウムイオン蓄電池のシェアを、2022年度には10%程度まで拡大する計画です。
NAGASEグループは、2021年度を初年度とする新中期経営計画「ACE 2.0」において、経済価値と社会価値の追求を掲げています。
高性能・高機能な先端技術を用いたエネルギー分野におけるトータルソリューションの提供を通じて、「人々が安心・安全で快適に暮らせる温もりある社会の実現」を目指します。
設備概要 設備:建屋2棟、生産設備 所在地:愛知県岡崎市舞木町字椎ノ木1-91(キャプテックス 岡崎工場) 稼働時期:2022年4月(予定) |
株式会社キャプテックスについて
長瀬産業の子会社で、リチウムイオン蓄電池モジュール、パック、システムの開発、設計、製造、評価を手掛けるメーカー。産業向けや家庭向けなど様々な用途に試作開発から量産まで、リチウムイオン蓄電池のワンストップサービスを提供しています。