日東精工は、ユニバーサルロボットの「UR+」製品認証を取得したねじ締めユニット「PD400UR」シリーズを8月30日から発売開始する。日系企業のねじ締めユニットとして「UR+」認証取得は第1号となる。
同製品は、ねじ締めユニットとコントローラ、ソフトウェアがセットになっており、ねじ締めユニットは小型軽量でロボット動作に負担をかけず、狭いところへのアクセスも可能。ねじ保持はマグネットとバキューム吸着方式の2タイプを用意している。
コントローラは、高精度なねじ締めが可能な「NX ドライバ T3 シリーズ/SD600T コントローラ」を標準搭載し、締付けポイン トごとにそれぞれ異なるトルク値、回転速度などを設定できる。16 種類のプログラムを保存でき、様々な条件に対応したねじ締めが可能。
プラグインソフト URCap 「NS SD600T」は、ティーチペンダントに導入できるプラグインソフトで、導入時のセットアップ、運用時の設定変更等がティーチペンダント上から簡単に行うことができる。目標トルクを入力すれば最適な回転速度などを自動計算する「簡易設定モード」と、それぞれの値を独 立して設定できる「詳細設定モード」を用意している。
価格は98万円。自動車部品や電気メーカー、自動機メーカーなどをターゲットに、月10台の販売を目標とする。