SCREENホールディングスのグループ会社のSCREENアドバンストシステムソリューションズは、オーダーメードのAI・人工知能ソリューションの開発を行う株式会社Laboro.AIと資本業務提携契約を締結した。今回の業務提携により、SCREENグループの半導体製造装置、SCREEN ASのソリューションに対し、 Laboro.AIと協業してAIの応用戦略と開発実装を進めていく。
https://www.screen.co.jp/news/NR210730
↓↓以下はSCREENホールディングス発表資料から↓↓
SCREEN AS、AI・人工知能開発関連のベンチャー企業 Laboro.AIと資本業務提携
株式会社SCREENホールディングスのグループ会社である株式会社SCREENアドバンストシステムソリューションズ(本社:京都市上京区、社長:豊福 英雄/以下、SCREEN AS)はこのほど、オーダーメードによるAI・人工知能ソリューションの開発・提供およびコンサルティング事業を展開する株式会社Laboro.AI(本社:東京都中央区、CEO:椎橋 徹夫、CTO:藤原 弘将/以下、Laboro.AI)への出資を決定し、資本業務提携契約を締結しました。
近年、ソフトウエア業界では、IT技術の革新的な進歩に伴い、ビッグデータ解析、IoT、AIなどへの注目が高まっています。また、製造業をはじめとしたさまざまな業種においても、モノづくりとインターネットを融合した新たな取り組みが進んでおり、より専門性の高いソフトウエア技術に裏付けられたITソリューションの確立が求められています。そのような需要増加を背景に、国際的な注目を集める半導体製造領域においては、製造プロセス全体のさらなる効率化・最適化・高度化が急務であり、設計・開発・生産等の各分野へのAI技術の活用が、国際競争力確保の重要な取り組み事項の一つとして挙げられています。
本提携では、SCREENグループが展開する半導体製造装置をはじめとした各種製品、およびSCREEN ASが展開する各種外販ソリューションへのAI関連技術の応用戦略の企画、開発、実装に際して、Laboro.AIと協業してその推進を図ることに合意するものです。SCREEN ASとLaboro.AIが長期的な協業体制を構築し、双方の知見を集結させ、SCREENグループ内外でのAI技術開発・導入を促進していきます。
SCREEN ASは、今後もSCREENグループが目指す姿である「装置ビジネスから領域を広げ、ソリューションクリエーターへの転換に向けた業界プレゼンス確立」を推進していきます。また、長年培ってきた装置に関するソリューションビジネスや外販ビジネスに活用することで技術分野においてシナジーを発揮し、先進のより洗練されたソリューションをグループ内外に提供していきます。
<会社概要>
■ 株式会社Laboro.AI
設立: 2016年4月1日
代表者名 代表取締役CEO 椎橋 徹夫 代表取締役CTO 藤原 弘将
所在地 : 東京都中央区銀座8丁目11-1 GINZA GS BLD.2 3F
事業内容 : 機械学習を活用したオーダーメードAI開発、およびその導入のためのコンサルティング
株式会社Laboro.AIは、オーダーメードのAIソリューション『カスタムAI』の開発・提供を事業とし、アカデミア(学術分野)で研究される先端のAI・機械学習技術をビジネスへとつなぎ届け、すべての産業の新たな姿をつくることをミッションに掲げるAI開発ベンチャー企業です。業界に隔たりなく、様々な企業のコアビジネスの改革を支援しており、その専門性から支持を得る国内有数のAIスペシャリスト集団です。
■ 株式会社SCREENアドバンストシステムソリューションズ
設立 : 2016年3月25日
代表者名 : 代表取締役 社長執行役員 豊福 英雄
所在地 : 京都市上京区堀川通寺之内上る四丁目天神北町1番地の1
事業内容 : ICTソリューション事業
当社は、半導体製造装置、グラフィックアーツ機器、ディスプレー製造装置および成膜装置、プリント基板関連機器の各事業において、数々の世界トップシェア製品を有するメーカー、株式会社SCREENホールディングスの事業子会社として設立されました。これまでに培ってきた実績とノウハウを事業として承継し、ビッグデータ分析、IoT、AI、画像処理などのIT技術を用いて、装置や周辺システム、さらにサービスの分野におけるソフトウエア開発を行い、より洗練された先進のICTソリューションをグループ内外に提供しています。