電子情報技術産業協会(JEITA)は、会員企業とベンチャー企業との「オープンコミュニケーション」を推進する新たなエコシステムとして、JEITA会員サイト上に「マッチングサイト 」 を8月2日から開設した。
JEITAはソサエティ5・0の実現に向け、会員企業とベンチャー企業との交流を通じた共創や連携を促す事業を展開しており、今回のマッチングサイトも取り組みの一環。
事業強化や新規事業創出・拡大のため、オープンイノベーションを推進している JEITAの会員企業にとって優れた技術やソリューションなどを保有するベンチャー企業は有望なパートナーになる。一方、ベンチャー企業もJEITA会員企業との連携は、 ビジネス機会の拡大と会員企業が保有する事業リソースの活用が望める。
マッチングサイトには、JEITAベンチャー賞の受賞企業や 同協会などが主催する「CEATEC展」に出展するベンチャー企業の他、連携する他団体が推薦するベンチャー企業がエントリーし、自らの事業や技術領域およびマッチング先として希望する業種・業界、連携することで想定される利点などの情報を登録。
JEITA会員企業は、ベンチャー企業と連携可能性のある分野、技術などの情報を登録し、互いの事業発展のため、事業連携や協業を視野にマッチングサイトを活用できる。
JEITAは、マッチングサイト開設後、より多くのベンチャー企業の登録を促し、電子部品や デバイス、電子機器や ITソリューションといったデジタル産業を支える JEITA会員企業との 共創や連携を推進することで、オープンイノベーションの推進と各社の事業発展に貢献することを目指す。