シュナイダーエレクトリックは、プログラマブル表示器ブランドである「Pro-face」の新製品として産業用ディスプレイ「FP6000シリーズ」を発売した。
同製品は、パソコンと組み合わせて制御盤に直接組込みができ、過酷な産業環境下においてもハイレベルな操作やデータ表示を実現。Windows10搭載の汎用パソコンやPro-faceの産業用コンピューター PS6000シリーズのパネル、ボックス両方のモデルと接続でき、本体と離れた位置でのディスプレイ操作表示や、画面のクローン/拡張で操作・作業効率の向上が可能。
22型ワイドから10型ワイドまでの全7サイズあり、静電容量タッチパネルを搭載しジェスチャー操作に対応したワイドモデルと、旧機種と互換性がある4:3モデル(アナログ抵抗膜)をラインナップしている。
ワイドモデルは、ノイズフィルター機能やタッチの検出精度を調整するタッチモードでノイズ影響を抑えることで、あらゆる状況下でスマートフォンやタブレットのような滑らかかつ直感的なジェスチャー操作を実現。素手による操作モード(ジェスチャー対応)、軍手やゴム手袋を着用した状態のタッチを検知できるモード、水滴による誤動作を防止しながらタッチ操作が可能なモードを備えている。
劣悪な環境下でも使用できるよう0〜55℃に対応し(19型ワイド・22型ワイドは0~50℃)し、各種安全規格、船舶規格に準拠。IP66F/67Fに対応し、衛生環境基準の順守が必要なシーンにも展開できる。
また、無償保証期間を従来品よりも長い24ヶ月に設定している他、日本国内設計、国内拠点でのサポート対応を提供。またグローバル企業ならではの海外出荷装置へのサポート体制も整っている。