CKD日機電装は、新たな駆動システムとして、駆動伝達機構が最小限でサーボモータ/アンプの性能がそのまま活かされ、高応答、高精度が実現できるDDモータやリニアサーボモータに注力している。
DDモータは、機械装置にダイレクトに結合させる為、個々の機械にマッチングした特性、形状がモータ自身に求められる。
既存の60機種以上のラインアップ(定格トルク3・1から7500N・m)に加え、新たに高さ39・5㎜と超薄型偏平構造を実現した「τDISC(タウ・ディスク)ND―uシリーズをラインアップした。外径180㎜と258㎜の2タイプあり、定格トルクは、11・5N・mと35N・mと、薄型でありながらで高トルクを実現し、高応答動作を可能としている。
またロータ部、ステータ部、検出センサを機械装置主軸に直接組み込むビルトインモータにも注力している。ビルトインモータ化により、省スペース化、結合部の剛性アップによる駆動の高性能化が図れる一方、機械装置に組み込む際に高度なモータ組み立てノウハウが必要となる。その組み立てを容易に可能とさせる「モータインサートユニット」を開発し、ビルトインモータとともに提供して、ビルトインモータの普及化を図っている。