「倉庫での入出庫・倉庫業務でスマートフォンの利用が急拡大している」。
クラウド・SaaS在庫・倉庫管理システムを提供するインフュージョンの調査によって明らかになった。
同社のクラウド/SaaS在庫管理システム「在庫スイートクラウド」の利用ユーザー264拠点を対象に2020年8月と2021年8月のスマートフォンの利用率に関する調査を実施したところ、この1年間で在庫管理にスマートフォンを導入しているユーザーが28%から54%へと26ポイント増加。
同社によると、スマートフォンで不安視されていた「カメラの読み取り性能」の向上や、キャッシュレス決済の実体験から「スマートフォン」採用のハードルが下がったことが拡大の背景にあるとしている。
これまでハンディターミナルが主だったのが、少しずつスマートフォンの利用が増え、現在はハンディターミナルとスマートフォンが併用されている。今後スマートフォンの拡大が見込まれており、主役の時代になるのはそう遠くない日になりそうだ。