シュナイダーエレクトリックは、2020年11月に発売開始した三相UPS「Galaxy VS」について、UPS運転を行いながらパワーモジュールを交換できるライブスワップ機能を搭載したモデルを追加する。
ライブスワップ機能は、保守バイパス回路への電源切替やUPS停止を必要とせず、UPS運転を行いながらパワーモジュールの交換ができる機能で、重要な機器を停止させるリスクを最小化し、機器の信頼性を向上することができる。
9月から搭載モデルの受注を開始し、22年1月に容量増減が可能となるモデルの提供開始を予定している。
また同製品は、クラウドベースのITファシリティー監視プラットフォーム「EcoStruxure IT」にも対応し、「EcoStruxure IT Expert」によりクラウド経由でインフラ設備の稼働状況や環境情報、セキュリティ情報などのデータを収集し、監視や管理をリモートで行うことができ、少ない人員でもITインフラの運用・管理が可能となる。
さらに、ITインフラ設備を同社のエキスパートが24時間365日遠隔監視するサービス「EcoStruxure Asset Advisor」も提供し、現場にITの専門家がいない拠点にも対応できる。