NKKスイッチズは、タッチパネル製造を行っているいわき工場の製造部門を、ディ・エム・シー(東京都港区)の子会社、ディ・エム・シーいわき(同、DMCI)に2021年10月11日に譲渡し、今後はタッチパネルの開発と販売に専念する。また、2022年3月期連結決算で、事業譲渡損として約1億8600万円を計上する予定。
同社は操作用スイッチの専業メーカーとして、ヒューマンマシンインターフェース製品であるタッチパネルをいわき工場で一貫生産し、高品質・少ロット多品種生産・カスタム等あらゆるニーズへの対応してきた。
今回、経営資源の効率化を図るために、タッチパネル専業メーカーのディ・エム・シーが21年7月29日付で設立したDMCI(資本金1000万円)に譲渡することにしたもの。譲渡価額は非公開。