コンテックは、AIを活用してパワーコンディショナや蓄電池システムの最適制御を行い、逆潮流の発生を抑制できる自家消費型太陽光発電コントローラ「SolarView SC」を9月1日から販売開始した。
SolarView SCは、AIによる負荷追従機能で需要家設備の消費電力に対応しながらパワーコンディショナおよび蓄電池を制御し、最適な消費電力制御を実現することで、電力会社への逆潮流発生を最小限に抑えられる。
また、自社設備の電力使用量からAIが最適な太陽光発電抑制量を推論することで、太陽光発電装備の最適運用も実現できるとともに、蓄電池システムと連動したパワーコンディショナの出力制御を行う。
さらに、昼間に発電された余剰電力を蓄電池へ充電し、発電量が不足した場合には蓄電池内の電力を利用することで、出力制御により太陽光発電の電力エネルギーを効率よく利用することが可能。
しかも、災害時のBCP対策(事業継続計画)にも対応可能になり、不測の事態が発生した場合の円滑な事業継続を支援する。
そのほか、Webブラウザによる多彩な監視画面で、自社設備における消費電力の監視機能を提供し、デマンド情報が閲覧可能。警報ラインを超えた際にメールによる通知を行うなど、発電設備の管理作業をサポートする。