日本電機工業会(JEMA)は、2021年度(第70回)「電機工業技術功績者表彰」 の受賞者を決定した。
今年度は、正会員会社38社から98件・260人の推薦があり、最優秀賞1件3人、優秀賞3件7人、優良賞20件51人、奨励賞50件137人、審査委員長特別賞1件2人の合計75件200人が受賞。
最優秀賞は、「福島第一原子力発電所3号機使用済燃料取出環境整備方法の確立」で重電部門の東芝エネルギーシステムズ原子力化学システム設計部化学システム設計第四グループ林弘忠氏と 髙倉恵太氏、原子力機械システム設計部機械システム設計第四グループ伊藤悠貴氏が受賞した。
また優秀賞の重電部門は、「軽量化・高効率化を実現した鉄道用主電動機の開発」で、三菱電機先端技術総合研究所電機システム技術部動力推進モータ技術グループ米谷晴之氏、 伊丹製作所車両システム部駆動システム設計課金子健太氏と大津一晃氏が、家電部門は「ウィルスや菌の抑制効果を高めたUVストリーマ空気清浄機の開発」で、ダイキン工業空調生産本部 住宅用空気商品グループ 清野竜二氏と梅村太志氏、 空調生産本部小型RA商品グループ西林昂大氏が、ものづくり部門は「パワー半導体製品の高信頼化を実現するはんだ接合技術」で、日立製作所研究開発グループ生産・モノづくりイノベーション センタ回路システム研究部 生産E3ユニット池 田靖氏が受賞した。
さらに、委員会活動の最優秀賞は「電力システムにおける需要家リソース活用に向けた活動」で、VPP分科会、分散型電源特定計量技術基準検討WGが、優秀賞は「繰り返しインパルス電圧におけるオフライン部分放電開始で電圧測定に関するIEC60034-27-5の発行」で、電動機の絶縁に関する検討WGが受賞した。
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