Moxaは、産業用ファイアウォール「EtherFire IEF-G9010シリーズ」4モデルを発売した。
新製品は、ネットワーク全体を小さな複数のネットワークに分割するネットワークセグメンテー ション用のコンパクトな産業用ファイアウォールで、ネットワークをセグメント化することで、攻撃の対象となるネット ワークの範囲を縮小し、管理の容易化やきめ細かなアクセス制御によってミッションクリティカルな資産を保護する。
また、アプリケーションの要件に基づいて産業用プロトコルをフィルタリングし、ユーザーがネットワークトラフィックをよりきめ細かに制御できる高度なディープパケットインスペクション(DPI)技術を採用。これにより、重要なコントローラに対して制御システムトラフィックのきめ細かいコマンドを提供する、産業用プロトコル認識機能を提供できる。
シリーズは、動作温度範囲とパターンファイル(ウィルス定義ファイル)更新ライセンスの異なる4モデルが完備し、動作温度範囲は最大でマイナス40~プラス75°C。
また、同社のセキュリティ管理プラットフォーム「SDCソフトウェアと併用することで、すべての侵入防止システムを効果的に一括管理・ 監視でき、さらにデバイスの監視、ポリシー、ファームウェア、パターンファイルの更新も簡単に実行できる。