⽇本アジア投資と森久エンジニアリングは、共同運営する兵庫県丹波篠⼭市の完全閉鎖型植物⼯場を増設し、2021年12月以降は生産量が2.3倍になる見込みだ。
同工場は完全閉鎖型で、蛍光灯と LED ライト等の⼈⼯光により植物を育成し、光や、温度、⽔、養分など、野菜の⽣育環境を完全にコントロール。均⼀の品質で安定量を⽣産でき、さらに味や⾊、⾷感なども調整可能で、オーダーメイドで野菜の生産も可能。
栽培しているのはリーフレタス等で、これまでの第1工場での年間生産量は200トンで、今回増設した第2工場の生産量270トンを加えて、全体の生産量は470トンまで増加する予定。
https://www.jaic-vc.co.jp/vc-files/file_from_2021year/jrelease_20211011.pdf
↓↓以下は日本アジア投資による発表資料↓↓
兵庫県丹波篠⼭市の完全閉鎖型植物⼯場増設のお知らせ
〜パートナーの株式会社森久エンジニアリングと進めるスマートアグリプロジェクト第 2 弾が始動〜
⽇本アジア投資株式会社(代表取締役社⻑︓下村 哲朗、本社︓東京都千代⽥区、以下「当社」)は、当社と
株式会社森久エンジニアリング(代表取締役︓森 ⼀⽣、本社︓兵庫県神⼾市、以下「森久エンジニアリング」)が共同で運営する兵庫県丹波篠⼭市の完全閉鎖型植物⼯場の⽣産能⼒拡⼤を⽬的とした増設が竣⼯いたしましたので、お知らせいたします。これは、当社が森久エンジニアリングをパートナーとして共に進めているスマートアグリプロジェクトの第 2弾であり、増設部分が本格稼働する 2021 年 12 ⽉以降は⽣産量が 2.3 倍に増加する⾒込みです。
⼯場外観(⼿前︓増設部分、奥︓既設部分)
既設⼯場で栽培するグリーンリーフ
既設部分内部の様⼦
⼯場概要
所在地:兵庫県丹波篠⼭市
⼯場形態:完全閉鎖型植物⼯場
栽培品⽬:リーフレタス等
年間⽣産量:第 1 ⼯場(既設部分)約 200 トン 第 2 ⼯場(増設部分)約 270 トン
拡⼤する⼯場野菜の需要
近年、気象環境の急変により農産物の供給は以前にも増して不安定となり、⾷材を製造するメーカーやレストランチェーン等の常に安定した品質・量・価格で調達するニーズのある企業において、安定した調達先となる植物⼯場への注⽬が⾼まっています。これまで露地物野菜を利⽤していた企業が全量を⼯場野菜へ切り替える事例が徐々に増加しており、これに伴い第 1 ⼯場(既設部分)の受注量も⽣産能⼒に迫る状態となっておりました。
植物⼯場が提供する安全・安定・低環境負荷のソリューション
当⼯場は、完全閉鎖型で、蛍光灯及び LED ライト等の⼈⼯光により植物を育成し、光や、温度、⽔、養分など、野菜の⽣育環境を完全にコントロールしています。季節や天候を問わず、均⼀の品質で安定した量の野菜を⽣産します。
さらに、⽣育環境を細かく調整することで野菜の味や、⾊、⾷感なども調整可能であり、買い⼿のニーズに合わせて、いわばオーダーメイドで野菜を⽣産しています。
また、施設内で⼟を使わず無農薬で⽣産された野菜は、露地栽培に⽐べ安全かつ衛⽣的で洗浄の⼿間も少なく、
⽔資源や労働⼒の削減にもつながります。
戦略投資先森久エンジニアリングの技術⼒
⼯場の運営は、当社のパートナーである森久エンジニアリンググループが担います。特許に基づく同社の技術⼒により、⽣菌数が極めて低く⾼品質かつ無農薬の野菜の量産を実現し、品質に厳しい⼤⼿企業からも⾼い評価を得ています。
また、当社は、森久エンジニアリングに投資を⾏い、株主としてもその成⻑を⽀援しています。植物⼯場の運営を共に進めることで、戦略投資先企業である森久エンジニアリンの企業価値向上にも寄与します。
スマートアグリプロジェクトを通じた SDGsへの取り組み
当社は、「⽇本とアジアをつなぐ投資会社として少⼦⾼齢化が進む社会に安⼼・安全で質と⽣産性の⾼い未来を創る」を経営理念とし、投資活動を通じて SDGsに掲げられた持続可能な経済成⻑に広く貢献することを経営の重要課題と位置づけております。スマートアグリプロジェクトでは、農業⼈⼝の減少や⾼齢化による諸問題や、気候変動、⾷の安全、⽔資源の有効活⽤に対するソリューションを提供し、SDGsの「包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術⾰新の拡⼤を図る」というターゲットに取り組みます。
当社は、今後も経営理念の実現に向けて、スマートアグリプロジェクト事業を促進してまいります。
株式会社森久エンジニアリング
兵庫県神⼾市北区⼤沢町上⼤沢 2150道の駅 神⼾フルーツ・フラワーパーク⼤沢内
代表取締役社⻑ 森 ⼀⽣
⽇本アジア投資株式会社
東京都千代⽥区九段北三丁⽬ 2 番 4 号
代表取締役社⻑ 下村 哲朗