河村電器産業(愛知県瀬戸市)は、集合住宅向け宅配ボックス「RusuPo」の新シリーズとして「スリムボックス2段左・右開き架台設置タイプ」を発売した。
コロナウイルスの影響により、直接荷物を受け取らずに玄関への「置き配」を希望する人が増えている。「置き配」は人との接触がなく荷物を受け取れて便利だが、廊下へ放置するためトラブルも起きている。
また、共同住宅では従来の宅配ボックスではサイズが大きく、玄関近くに設置するスペースがない場合が多かった。
今回の製品は、隣接した玄関の間でも設置でき、スペースの問題を解決している。
さらに、宅配ボックスの扉の開き方を上下段で逆にすることで、どちらからからでも荷物を取り出しやすい構造になっている。これにより、隣接した集合住宅の各戸で上下段を使い分けて、それぞれを占有的に使用できる。
架台に傾斜を調整する機能が付いており、水はけ用の傾斜があっても水平に設置可能。
IPX4の防水性能、風速毎秒60㍍の強風にも耐えられる堅牢な構造を実現。
本体サイズは、高さ1120×幅310×奥行き450㍉㍍、重量37㌔㌘。最大で約34㍑を収納できる。