安川電機の2022年2月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比28・4%増の2399億700万円、営業利益が同102・1%増の268億6700万円、税引き前利益が同112・3%増の278億3600万円、四半期純利益が同121・0%増の213億2300万円となった。
セグメント別では、モーションコントロールが売上高35・7%増の1164億8400万円、営業利益58・3%増の196億8200万円、ロボットが売上高32・1%増の864億100万円、営業利益179・8%増の69億5700万円、システムエンジニアリングが売上高11・1%増の271億4000万円、営業利益は前年同期比523・5%増の12億1700万円、その他が売上高11・5%減の98億8100万円、営業利益は前年同期比2億2800万円改善の2100万円。
モーションコントロールは、ACサーボモータ・コントローラ事業で日米・韓国などグローバルに半導体・電子部品需要が高水準で推移したことや、中国ではスマホや基地局向けなど5G関連需要が増加した。
また、リチウムイオン電池や太陽光発電用パネルなど新エネルギー関連分野で積極的な設備投資が行われたことで、総じて好調に推移した。インバータも、中国でクレーンなどインフラ需要や繊維関連の需要拡大で増加した。
22年2月期は、売上高4850億円(前年度比24・5%増)、営業利益580億円(同113・4%増)、税引き前利益595億円(同119・0%増)、当期純利益425億円(同124・5%増)と上方修正した。