英・Opensignalは、2021年6月1日から8月29日までの90日間、5Gユーザーの情報をもとに分析し、日本の5G体感レポートをまとめた。
5G接続で最高得点を獲得し、マルチプレイヤー・モバイル・ゲーム・エクスペリエンスを享受したのがソフトバンク。100ポイント中89.8のスコアだった。5Gゲーム・エクスペリエンス・アワードに加え、5G音声アプリ・エクスペリエンス、5Gビデオ・エクスペリエンスも獲得した。2位はau(80.9)と楽天(82.1)で、どちらも「良い」カテゴリーとなった。
NTTドコモは、5G到達率と5G利用率の両アワードを受賞し、5Gサービスへの接続が最も簡単だと評価された。
日本の全4キャリアのダウンロード・スピード・エクスペリエンス・スコアを比較すると、5Gダウンロード・スピードは高速の評価。ダウンロード・スピードの総合的エクスペリエンスは24Mbpsから52.4Mbpsだが、5Gダウンロード・スピードのスコアはすべて100Mbps以上で、139.6Mbps(ソフトバンク)、151.1Mbps(au)、161.4Mbps(NTTドコモ)、224.3Mbps(楽天)で「驚異的な速度」としている。
今後の進化により5G速度は向上していくとしている。