中央電子(東京都八王子市)は、「CECプライベート展2021(リアル+リモート)」を同社営業センター(八王子市)内に開設しているショールームで、10月11日~12月10日まで開催している。
今回で8回目となる同展は、招待客を限定して開催しているが、今年も昨年同様、コロナウイルス感染症を考慮して1日3組に限定した完全予約制で、リアルとリモートの2方式で実施。リモートは会場になかなか来ることが難しい、遠方の現場のお客さまから参加しやすいと好評で、一度に30~40人が複数の会場から見学することある。
今年の開催テーマは「CECのDX戦略」で、同社の誇る最先端の技術を駆使したスマート社会を実現するためのヒントにつながる製品・ソリューションを、大きく三つのゾーン(MEDEX、プロダクト、計測・制御)に分けて、新製品4、参考展示7、注目製品6など、合わせて17の製品・技術・ソリューションを披露した。
MEDEXでは、新静音シリーズ、新型セキュリティキャビネット、アイソレーショントランス搭載カート、術野カメラカートなどが、プロダクトでは新監視アプリケーションによるオフィス快適ソリューション、セルラーLPWAデバイス、AIを用いた入退室連携と新環境監視装置のコンセプトなどを、計測・制御ではEtherCATのメッシュ型トポロジに対応したワイヤレスセンサネットワークなどを披露。
また、新規技術開発では、ビデオで4件の研究成果を放映した。
同社では会期中に約700人の来場を見込んでいる。