立花エレテックは、2021年4月~26年3月までの5カ年の新中長期経営計画「NEW C・C・J2200」を策定した。25年度のチャレンジ目標として、売上高2200億円、営業利益70億円、戦略取り組みビジネス目標(売り上げ+見積もり商談)500億円を掲げている。
同社は21年9月に創業100周年を迎えたが、新計画で「安定成長で200年続く企業」を目指し、5年間でそのための基盤づくりを進める。
具体的には、①新しい時代に適合した営業戦略=モノ売りからコトも含めた提案をできる営業力・技術力の向上②体質質改善のための基盤強化=OA化と新しい時代を見据えた人事制度改革③継続して2000億円以上の売り上げを計上できる顧客基盤の獲得を推進する。
事業別売上目標は、FAシステム事業1140億円、半導体デバイス事業780億円、施設事業210億円、MS事業70億円、海外事業300万米ドルを目指す。特に、顧客ニーズがモノからコトへ変化し、単品販売ビジネス(=モノ)だけではなく、ハード(=モノ)にシステム技術(=コト)を組み合わせた提案が今まで以上に求められていることから、こうした環境変化に対応できる社内改革に取り組む。