オプテックスは、レーザースキャンセンサー「REDSCAN Proシリーズ」の国内販売を10月27日から開始した。価格はオープン。
このセンサーは、レーザー光を照射し、対象物の「大きさ」「速度」「センサーからの距離」を識別できる。検知エリアは、最大50メートル×100メートルと広範囲で、しかも四角形の検知エリア構成のため、従来製品では複数台必要であった現場を1台でカバーできることでプランニングがしやすい。同時に、設置台数が従来製品より抑えられ、施工の工数負担を軽減できる。
主な用途は、変電所、エネルギー関連施設などの重要施設、銀行、証券取引所などのビル屋上警備、大型倉庫、配送センターなどの壁面警備。
屋外で使用するセンサーは、湿気や霧、雪などが発生する過酷な環境下でも誤動作しない高い信頼性が求められるが、同社は、こうした悪環境下でも高精度なパフォーマンスを実現できる技術力により、屋外用侵入検知センサー市場で世界№1シェアを獲得している。